越境してたぞ

しない させない 越境入学」from 奥田健次の教育改革ぶろぐろ部

そういやオイラもエッキョーだった。小学校1年からわざわざバス(市バスだぜぃ)に乗って、3つくらい離れた学区の公立小学校に一人で通学。

放課後、友達が暗くなるまで遊んでるときも早めに帰らなくちゃならなかったし、いちばん寂しかったのが一斉下校ってやつ。

他のみんなは毎日近所に集まって集団登校してる。土曜の午後とかに校庭でその集団毎に集まって一斉に下校するのが一斉下校(いまでもあるんかいな)。ところが、オイラはエッキョーだからどの集団にも属していない。みかねた先生がどこかのグループに入れてくれるんだけど、むこうは「こいつだれ?」って感じだし、こっちも「形だけだよ」なんてスネてたからなぁ。

なんでエッキョーさせられていたかは今でもわからん。子供心には、きっと両親ができるだけいい学校に入れさせたいんだろうって、それなりに納得してたけど、今となっては見栄っ張りの、考えの浅いバカな親の犠牲になったんだなぁと思ってる。別に恨んではいないけどね。

小学校高学年くらいからはバス通学やめて、40分くらいかけて自転車で通うようになってた。その方が放課後の自由度が高かったから。学校さぼったり、早退して、してはいけないことばかりするようになったのは中学から。エッキョーのおかげでたくさん遊べたといえないこともない。