腸炎?結石?かんのうほう??

木曜の夜に急に腹痛に襲われた。痛すぎて眠れないくらい。下腹部の右側だし、やべぇ盲腸かも、看護婦さんに剃られちゃうかもってバカな妄想を繰り広げながら病院へ。

CT撮って、採血して、生まれて初めて点滴されて、んで検査結果が出る夕方まで自宅で安静にしているように言い渡された。

痛みで唸りながら、それでも仕事しながら、入院なんてことになったらいろいろめんどくさいなぁって考えながら、あっと言う間に夕方に。

医者:「盲腸炎ではないですね」

俺 :(よかった)「ではなんですか?」

医者:「腸炎ですね」

俺 :「腸炎?なんですか?それは?」

医者:「腸の炎症です」

俺 :「..... 」「原因は?」

医者:「わかりませんね」

俺 :「やっぱ賞味期限切れの野菜喰ったのが悪かったんでしょうか?」

医者:「そうかもしれませんが、下痢もでてないし、吐き気もしないですから」

俺 :「中国のみやげのキツーい養命酒みたいののせいかな?」

医者:「それはないですね」

俺 :「もしかして暴君ハバネロの喰い過ぎとか?」

医者:「わかりません」

俺 :「何かわかることはありますの?」

医者:「腎臓に結石が見つかりました」と言ってCTのフィルムを見せながら「この白いのが石ですね」

俺 :「これが痛みの原因ですね!」

医者:「違いますね。これは反対側(左側)ですし。尿道との境あたりにありますから、これから先、動きようによっては痛みだすかもしれません」

俺 :「..... 」

医者:「こんなものも見つかりました」と言って別のフィルムを見せながら「肝臓にところどころ白い影がみえるでしょう」

俺 :「まさか....が〜んですか?」

医者:「ぷす(←確かに吹いた)。違います」

俺 :「なんですの?」

医者:「かんのうほうです」

俺 :「かんのうほう??」

医者:「これは5mm、これは7mm、これは1cmくらいありますね」一つ一つ影を指さしながら「大きくなるとつぶして水を抜かないとならなくなります」

俺 :「どんな漢字を書くんですか?」

医者:「漢字ですか?」といって看護婦の方を見て「どんな字だっけ?」

俺 :「..... 」

医者:メモ用紙に字を書きながら「え〜っと、えっと、いつもひらがなで書いているんで」

俺 :(不安になりながらも)そうですよね、ワープロとかばっか使ってると漢字忘れますよね。

医者:携帯を取りだし、いろいろ変換してる。「肝のカン、ノウは胆嚢のノウなんですけど」

俺 :「そうですか。もういいですよ。後で調べますから」

腎臓に結石、肝臓に肝嚢胞を抱えながら生きていくのね、ってことがわかりました。

とりあえず薬を飲んで、痛みが和らいできた2日後。