『ザ・インタープリター』

吉野川シアター最後の上映作品(たぶん)にふさわしい逸品でした。国連が舞台という映画も珍しいし、ニコール・キッドマンがアフリカの“マトボ共和国”(架空?)生まれの通訳を演じるというのもひねった設定。暗殺計画が進行している大統領ズワーニの演説に向かって物語が急速に展開していき、息をつかせない。ベタに恋愛に発展しないところも◎。☆4.3。