てきーらの日

昨日はてきーらの日でした。

まず近くのスーパーの野菜コーナーに後ろ姿がてきーらにそっくりの人がいてびっくり(なぜか一瞬心臓が止まるかと思った)。

「なんでこんなとこにおるんねん!」と声かけようと回り込んだら、まったくの別人。後ろ姿からは想像できない貧弱な感じのおっさんでした。おっさん不可思議そうにこっちを見てました。

次は地下鉄のエレベータ(昇り)でずっと先の方にサボテン頭を発見。色も黒そうだし、がっちりしているし、そのせいで背広が窮屈そうだし....と、ターミネーターのように一瞬で視覚情報を分析、照合したけど、午前中のことがあったんで「どうせ、また、そっくりさんだな」と今度は余裕シャクシャク。

ところが、右側車線を急ぎ足で昇っていき、サボテン頭に接近するにつれ、「え、まじで。これはホンモノちゃうん?」とまた(なぜか)ドキドキがスタート。だって眼鏡のツルまでそっくりやし...

急ぎ足でサボテンを抜き去り、ちらっと後ろを振り返ったら、それはかなり強面(怖面?)のおっさんでした。やばいと思ってすぐに振り返り、そのまま逃走。

三度目の正直はテニスのレッスン。「もうええわ、いいかげん疲れたわ」と思っていたので、その人がコートに現れても、もう驚かず、「仕方ない。今日はてきーらの日だ」とギブアップ。

テキーラの20代後半バージョンのその彼は外見(サボテン頭、色黒、がっちり)だけじゃなくて、しなやかとは真逆の体の動かし方(テニスの話)、球出しするときも、ちょっとミスしたときも、こっちがミスしたときまで「スイマセン」と謝る極端な低姿勢までそっくりでした。

これってもしかしてホームシック?