立ってて死ぬやつはいない

ジーコの後継者ともくされるオシムとかいうおっさんはなかなか面白いことを言う。

「敵に襲われて逃げるときに肉離れするウサギはいない」とかは、肉離れしたウサギは食べられちゃうから発見されないんじゃない?とか思ったりもするが、「走りすぎて死んだ奴はいない」はその通りだ。

今日は、地下鉄の優先席で目の前にご老人が二人も立っているのに座ったままの、DSやってたデブのアキバ系、厚化粧の姉ちゃん、マスカラに黒ずみついたおばはん、口開いたままのギャル男を目にして、頭に血が上った。

「お前ら、立て!」とどなろうとしたら、ちょうど到着した駅でご老人が電車を降りちゃった。

そこで怒っても拍子抜けくさいので、我慢。地下鉄降りてからサンクスに直行してカルシウムパーラー買って飲んだ。

そもそも「優先席」(昔はシルバーシートとか言ってたけど)ってのが変な概念だ。お年寄りや体の不自由な人、妊婦さん、病気の人などなどは、いつでもどこでも優先じゃねえのか? 変に「優先席」なんかつくって、しかもその数は少ないからほとんどいつも優先席以外に座ってることになり、そうすると席を譲らなくてもいいなんて誤解が蔓延してるから、席を譲る習慣ってのが身に付かない。

いっそ全席「優先席」にするか、一部を「優先席」じゃなくて「専用席」にして、体が不自由じゃない人は絶対に座ってはいけなくすべきだ。そんな奴が座っていたら即刻殴る蹴るありにしようよ。