『やわらかい生活』

じみぃな映画だ。躁鬱の主人公(34?歳、独身女性)の日常。EDの政治家のタマゴとか、うつのヤクザとか、処女を奪った離婚協議中のおじとか、主な登場人物は、全員、何かを抱えて暮らしている人たち。

でも、うつでブレークダウンした主人公につきあったおじのセリフにあったように、子どもの頃からずっと知ってる人でも、抱えている「何か」はたいてい知らずに過ごしているもんだ。

寺島しのぶってワイドショーでしか見たことなかったけど(妙なフランス人旦那と神社にお参りしているところとか)、こんな役者さんだったんだね。

大人用映画。こういう作品は少ないから貴重かも。☆3.2