乗ってはいけない

出張から帰ってくるのにJR大阪駅から高速バスに乗ってしまった。しかもUSJ出発のバス。

前の席には女子大生らしいグループ。通路をはさんで右と左で大声でず〜っと喋りっぱなし。

しかもその内容がスゴい。どうやら何人かは保育士の免許を取ろうとしているらしく、教育実習の話もでてくるのだが、知的障害児なんか持ったらたいへんだとか、親に「捨てられた子」とか、人権意識ゼロ発言暴発。

まさかうちの学生じゃないよなぁとどきどきしてたけど、どうやら違うみたいで少し安心(ってことで、どこの学生なのかだいたいわかってしまうわけだが....)。

ボキャブラリーの貧弱さもただごとではなく、たぶん「元旦」とか「正月」とか言いたいのを「1月1日とか2日とか」とか、彼氏のクルマの色は「え〜っ、青っていうか紫っていうか、灰色」だし、「まじでぇ?」が1分間に4回以上発せられるし。

2時間半もバカ話を聞かされ続けてたんで、グループの中のバカ度の温度差もだいたいわかってきた(ホントは寝たかったんだけど、眠れないほど煩かったんだよね)。

笑えたのは、バカ度の低い子と高い子のこのやりとり。

 低い子:「あの子ってめちゃくちゃ無口ちゃうん?」

 高い子:「ん?」

 低い子:「あの子ってぜんぜんしゃべらんことない?」

 高い子:「ほんまやなぁ」

どうやら「無口」もわからんらしい。

教訓:高速バスは舞子から。