『オアシス』
久しぶりに最後まで観るのが辛かった作品。
脳性麻痺の女性の役を演じたムン・ソリ、軽度発達障害(たぶん)の男性の役を演じたソル・ギョングの演技は確かにすごい。迫真に迫っている。
家族や警察の差別もきついけど、それよりなにより辛かったのは主人公の女性(コンジュ)の白昼夢。障害がない自分を思い浮かべ、夢見ているっていう設定。
これって同じような障害を持った人が観たらどう思うんだろ?
障害がない方が障害があるよりも幸せなんだとか、障害を持っている人は「障害がなければいいのに」といつでも夢見ている....なんてのは、障害を持っていない人の勝手な思い込み、偏見ってことはないんだろうか?
それが解せなくて、ずっと気分が悪かったです。だから、あえて☆3つ。