北京到着!

近代化の話は聞いていたけど、見るとさすがに驚く。ちょっと見た感じは東京やNYとかわらない。高層ビル、高速道路、行き交う車。大通りを数百台もの自転車が通り過ぎて行くというのはどうやら昔のイメージのようだ。

でも、交通ルールが整理されていないのか、守られていないのか、とにかく交通はめちゃくちゃ。人や自転車よりも車の方が優先みたい。それに、痰だか唾だかをぺっと路上にはく癖は治ってないみたい(北京五輪のために当局はモラル向上に励んでいるらしいけど)。

とりあえず、ビルと一緒に観光。胡同(フートン:Hutong)と呼ばれる、レンガ造りの昔ながらの居住区を人力車で回る。

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まずは Drum Tower とBell Tower。Drum Tower は毎日決まった時間に太鼓を叩いて時を知らせる役割。Bell Towerは新年(大晦日とChinese New Year)の除夜の鐘のときだけ鳴らすらしい。

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中国人のガイドさんが慣れない英語で解説してくれるんだけど、下勉強をいっさいしてこなかったのが災いして何がなんだかさっぱりわからない。Drum Towerの頂上にある大きな太鼓は日本やアメリカなどの国が大挙して中国を攻めたときに破壊したらしいが、いつのどの侵略戦争のことなのかわからず「申し訳なし」と謝るしかない。

庶民の町中に残された富豪の邸宅を見学。そこで働いている女性2人と仲良くなって、人力車の運転手くんはほっておいて昼飯。どちらも地方から出稼ぎにきていて英語も勉強中だという。英語名はLucy(中国的にはLuxiと綴る)とSusan。

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ほんとは1時間の人力車ツアーのはずでしかも値切りに値切ったのに、終了したのは4時間後。申し訳なかったので運転手くんには余計に料金をはずみました。

この旧居住区にはLotus Lane という名前がついている(らしい)。池の回りにあるんだけど、Lotusは蓮のことだから池に蓮がたくさん生えているのかなと思うとそうでもない。この寒さにもかかわらず、ご老人たちが池で泳いでいるのがすごい。

ここでもスタバを発見。すでにマクドナルドとKFCに次いでグローバリゼーションのシンボルか。

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