3.11後日談:耐震・防災対策、節電、そして見つかった幻の蛙

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3.11後の震災対策(自宅編)も、ようやく一段落。

職場に比べると被害はほとんどなかったけど、それでも棚の上のものが落ちてきたり、DVDラックが倒れそうになったりしたので、棚の上には物を置かない(イコール不用品の大量処分)、DVDラックなどを壁に固定する、ずり落ちたものやずり落ちそうなものの下にはズレ防止マットをひく、などなどの対策を講じた。

また、山の道具を整理し、万が一の被災時に使いやすいように棚の中を配置換え(コンロ、燃料、コッヘル、寝袋などがすぐに運び出せるように)。ポリタンクを購入して水を確保。防災用簡易トイレ、ラジオ、風力・太陽・腕力(?)利用の携帯用発電機も購入。ちなみにこれらの非常時用アイテムは震災後ほとんど入手不可能になっていたのが(おそらく被災地優先に商品を回したのでしょう)、ようやく流通が元に戻り始め、ようやく完了。

次に節電。調べてみると家庭での待機電力はエアコンとガスの給湯システムがダントツらしい。そこで、まずエアコンはコンセントから抜き(ちょうどこれからしばらくは使わないし)、給湯システムはできるだけ電源を切っておくことにした。エアコンについては、スイッチ付きのコンセントの導入を検討中。ガスの給湯システムは、タイマーでもつけなれないものかと思案中(PCのように、たとえば1時間使っていなければ自動的に電源を落とすように)。

白熱電球(玄関、トイレ、洗面、台所入口)はLEDに交換。これにもかなりお金がかかったけど、こうやってちょっと無理してでも買う人が増えれば、量産によってさらに価格が下がり、より導入が進むはず。

各部屋の天井照明は蛍光灯を1本はずそうとしたら、照明の強弱は蛍光灯の本数ではなく、各々の明るさを直接コントロールしているタイプだったので、そのままにし、そのかわり、常に「弱」で使うことにした。やってみると、今までが明るすぎたということがよくわかる。

使用頻度がそれほど高くない電子機器(プロジェクター、iLinkのHDDレコーダー、ステレオのアンプ、客室のTVとDVDなど)はスイッチ付きのコンセントに換えて電源をオフに。

最後に窓を二重窓にして断熱することで冷暖房費を抑えるトステムのIN-PLUSを発注。カタログ上は最大17%以上の節電になるそうな。これもかなりの出費になるけど、IN-PLUSの工場は被災してしまったそうで(なので生産が遅れ気味で納期もなかなかでなかった)、復興支援になるだろうと決意。

こうして一ヶ月半くらいの間、空き時間をフルに使って震災対策をしていたら、どうやら気持ちに余裕がなくなっていたようで、気がついたらベランダの竹が枯れていた。自動給水システムが電池切れで稼働していなかったようだ。ごめんね、竹くん。なんとか新芽をだして蘇っておくれ。

というわけで、今日はずっとほったらかしだったベランダを清掃。そしたら去年の暮れに目撃した幻の蛙がミイラとなって見つかった。こんなに小さくなっちゃって。

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