すべらない靴

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何年か前に登山用に購入したメレルのトレッキングシューズ。

GORE-TEXだし、山で本格的に使おうと思っていたんだけど、めちゃ滑る。ちょっと雨が降った後の石や木片の上などツルツルに滑って歩きにくいし、危険でもある。

だから一時期は街用にしてた。でも街でも滑る。雨の日の大理石風のフロアや、排水口の鉄格子なんかで何度ツルんといったことか(それにしてもどうしてあんな滑りやすい素材をわざわざ床や道路に使うんでしょうね?)。

先日、某登山専門店で相談したら、メレルの似たような新作シューズの裏側を見せてくれた。何やら硬そうなプラ素材で楕円形のパターン。カメレオンとかなんとかいうそうだが、いかにも滑りそうである。

店員さんによると、このパターンはデザイナーが酒の席で考案したものらしく、ファッション性優先で実用的かどうかは疑わしいとのこと。

ゴシップの真偽はともかく、経験からすると、硬くて、パターンが大きいソールが滑りやすいのは、まぁ予測ができることだ。

その店員さんは、滑らないことを重視するなら、クライミングシューズと同じステルスc4をソールに使った5.10のアプローチシューズはどうですかと勧めてくれたが、値段がはるのと、底の減りが激しそうなので、とりあえず見送り。

 

濡れてもいいやと割り切れば、ゴム底の安い運動靴みたいのが、軽いし、滑りにくくていいんだけどな。

それにしてもマスコミの影響かこちらが先なのかよくわからないけど、山屋さんはどこも富士山登山のキャンペーン中で大賑わい。

登山を楽しむ人が増えるのはいいことだけど、事故まで増えませんように。