もてなしの徳島の不機嫌なタクシー運転手

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今年は7千人の参加者枠がネットでわずか10分でうまってしまったという徳島マラソン。地元ではようやく阿波踊り以外にも県外からの集客が見込めるイベントができたと喜んでいるらしい。

実際、マラソンに参加した人からは、沿道での応援やドリンク、食事などに、徳島らしい、丁寧で気持ちのいい、「おもてなし」を感じたと、評判も上々らしい。

ところが、タクシーだけはどうにもならん。

昨日乗ったタクシーも、乗車時には挨拶なし、降車時にも挨拶なし。

ただ、一言。「こまかいんないん」

JR徳島駅からアスティ前までの近距離だったから不機嫌だったのでは?と地元の人は言うけれど、それが「もてなしの徳島」だろうか?

駅前だとずっと客待ちしているから、それでやっと来た客が近距離だったから不機嫌だったのでは?と地元の人は言うけれど、それが「もてなしの徳島」だろうか?

ワンメーターの料金に1万円札をだしたから不機嫌だったのでは?と地元の人は言うけれど、それが「もてなしの徳島」だろうか?

もちろん、「すみません。これでお願いします」と、丁寧にだしての1万円札である。

考えてみれば、JR徳島駅には、ほぼいつでもタクシーが大量に駐車している。

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地元の人はたいてい自家用で移動するのだから、メインの顧客は観光客やビジネスで出張してきた人たちである。

それに「こまかいんないん」の一言では「もてなしの徳島」の看板も泣く。